白山伝説 一向衆鳥越米 生産元 (株)吉左エ門

納屋・ガレージ

納屋・ガレージ

2F建

木造230㎡

手前が平成22年に新築したガレージです。結構しぶくできたと思います。奥にあるのが納屋で、私はここで誕生しました。

昭和13年相瀧の大火で当時新築の家が焼け、中古材料を購入し建てたそうです。(先祖は苦労した、感謝)中は精米室、乾燥調製室などがあります。かなり古いですが、瓦拭きなので高温とならず、お米にはやさしい環境です。

農機具庫

農機具庫

農機具3台

鉄骨65㎡

平成11年手狭でどうしようもなく建てました。鉄骨で中には柱がなく作業しやすいです。棚には、畦塗機、ハロー、播種機などが所狭しと置いてあります。

内部天井は、播種用の1トンフレコンを吊り下げるクレーンが3本吊ってあります。こわい妻にハシゴを持ってもらい命がけで吊るしました。

籾ほうぞ

籾ほうぞ

60石×6

1坪×6

平成9年頃に自家構築しました。籾すりなしでも6ほぞと乾燥機2台で4日連続の刈取りが可能です。中央の鉄骨は友達K君に伏せてもらいました。

6個のほぞ名はABCや123の番号でもよかったのですが、初代吉左ェ門から六代息子までの後とり名を付けてあります。又、1乾燥1ほぞなので、どこらへんの水田のお米か細かく分かります。

玄米ほうぞ

玄米ほうぞ

約3トン×2

1坪×2

平成19年頃に1年かけて自家構築しました。

30kg3000袋超の袋詰め作業を毎年やっていると、ある時腰痛となり歩けなくなりました。そこで、米選機に振り回されるのもシャクだったので、フレコン対応で作成しました。このおかげで腰痛はありません。仮受ほぞには、まな娘とこわい妻と4代妻、3代妻の名前をシールしてあります。

籾すりプラント

籾すりプラント

約30俵/時

5インチ

ヤンマーSH500籾すり機、タイガー石取り君、タイガー米選機CRV45が2台、昇降機2台、他中米用としてタイガー米選機2台で籾すり作業をしてます。

玄米色選機は平成29年導入しました。

玄米ほぞもあり、スイッチポンで1日当たり200俵の作業が1人オペで楽勝で可能となってます。

精米プラント

5馬力

残粒ゼロの縦型精米機に、シフタで小米と石を除去し、色彩選別機で着色米を除去し、計量機で計量後に精米の出荷となります。

上部に動力エアコンを装備し、梅雨以降の虫の発生を抑えてます。色選は非常に高価なので中古品を導入し、プラントを年1回委託メンテナンスしてます。

乾燥機

乾燥機

50石 1台

80石 2台

長年使用していた50石乾燥機が壊れ、どうしようもなく平成29年に80石2台導入しました。平成13年導入の50石1台もほそぼそと使用してます。

子供の頃食べた新米は大変おいしい記憶がありますが、あの味はハサなどの天日干しでしか出ません。

エアーコンプレッサ

エアーコンプレッサ

通常は色彩選別機、春秋は農機具の掃除、タイヤの交換、空気入れなどあらゆる作業に大変重宝し、納屋農作業の必需品です。

コンバイン掃除などにはタンク容量が足りない為、補助タンクを付けました。施設内を自社配管し約15.6ヶ所にカプラを付けてあるので、どこからでも掃除などが可能です。

育苗ハウス

育苗ハウス

約4000枚

6棟

苗箱700枚入2棟と900枚入3棟他合計6棟あります。新築だと高価なので、譲り受けた部材に不足資材を購入し、スペシャリストのHさんと構築しました。

700枚入り2棟は、プール育苗にも対応してます。水稲育苗期間以外に水耕栽培を検討中です。ハウスには、ほうぞと同じく初代吉左ェ門から六代息子の名前がドアに付けてあります。

トラクター

トラクター

46ps

US46R

平成9年に購入しました。アワーメーターは3000時間をとっくに超えてますが、エコトラで燃費がよく、環境にいいです。

4気筒なのでいい音がします。かなり古いですが、6000時間ぐらいまで乗れるそうなので、まだまだ現役です。

トラクター2

トラクター

53ps

F535

2

貧乏農家で資金がなく、平成20年にネットで中古購入しました。日本で初めてのインジェクション付きトラクターです。

力があり、ノークラなので操作が楽です。極めて古く、部品がなくなりかけてますが、お米の生産コスト低減の為に、現役で頑張ってもらってます。

乗用田植機

乗用田植機

8条植え

VP80RDT

平成22年にリース事業で導入しました。植付部を外し、直播きなども可能です。生産コスト低減の為、側条機、薬剤散布機、除草剤散布機、増幅苗載せ台などフル装備です。

更に機械作業は、スペシャリストのS君と私との2人のみで行っていることも、ローコストに貢献してます。他にGP8も規模拡大用に保管してあります。

コンバイン

コンバイン

43馬力

CA455

平成13年に購入しました。10年近くフル稼働してましたが、1000時間近くになると、籾がよく漏れるようになり、修理し保管してあります。

現在は、刈り取り受託用と、将来の規模拡大の為の補助機として、いつでも発進OKです。しかし、修理部品はなくなって来てるかもしれません。

コンバイン2

コンバイン2

72馬力

AG572

CA455が古くなり、どうしようもなく平成22年に購入しました。10a区画の作業速度はあまり変わりません。

値段を聞いてビックリしますが、定価で約1000万円です。よく仕事はしてくれますが、機械が高価なので水稲農家は貧乏なはずです。高級乗用車でも毎日乗れば安い買い物だと思います。

フォークリフト

フォークリフト

1.2トン

コマツFG15

平成7年頃中古で購入したリフトです。ヒンジ付きなので、除雪や籾がら運搬にも使って重宝してます。

秋のお米作業時は、お米が重いもので能力が足りません。買い換えたいのですが、高価なのでガマンして使ってます。

催芽機

催芽機

200kg

AQ-500

種もみを浸けて、芽を出す機械です。昔は、池などに籾を浸けておいて、お風呂の後湯で発芽させてたと思います。使用品種は主に酒米ともち米です。

この機械は最大200kgの種もみ対応です。

いつも思うのですが、わずか400kgの種もみが秋の収獲で約100トンのエネルギーで帰ってくるのはすごいことだと思います。

温湯殺菌機

温湯殺菌機

200kg

湯芽工房

特別栽培米には必須アイテムで、60℃のお湯に10分間浸ければ、種もみの殺菌処理の終了となります。

もともとは薬剤殺菌液を屋外へ破棄する時に、キレート物質として固めることを省力した環境対応商品だったらしいですが、今では安全、安心なお米についてクローズアップされています。

播種機

播種機

300枚/時

THK-3017

庄土をフレコンより供給し、水を供給し、乾燥後の種もみを播き、伏土をフレコンから供給して、播種箱を完成させるうすまき全自動播種機です。

全自動といっても、空箱供給装置はついてません。お世話になっているK農園さんからいただいたもので、大切に使わさせてもらってます。(感謝)

育苗器

育苗器

1000枚

FNH750

750枚入りの育苗器です。播種後、この機械へパレットごとフォークリフトで入れて、特殊カバーで封をしてスチーム加温します。4月上旬でも納屋の回りは雪だらけの為、作期分散によるローコスト農業では必需品です。4月末や5月上旬の播種では、加温の不要な時期もありますが、ある程度出芽を揃える必要もあります。弊社では、春に4~5回育苗を繰り返して、品種ごとに出荷してます。

動力噴霧機

動力噴霧機

CPA100

セット動噴

5チャンネルのセット動噴です。虫などの防除に使用し、稲の活力向上の為、100%天然エキスも配合してます。

夏の早朝に2人で1日当たり5ha可能ですが、作業はかなりしんどいです。ヘリ防除よりドリルが少なく環境にはよい様に見えますが、効果はヘリの方があると思います。この動噴の他に除草剤用が2台あります。

草刈り機

草刈り機

8台

RMC360など

共立8台、ゼノア2台、ラビット2台で、冬以外は時間があれば草刈りをしてます。面積が多く、排気量の大きいものでないと効率が上がらない為、重い機械が多いですが、ゼノアは軽いです。

私と草刈りのスペシャリスト数名で作業を進めますが、草刈り作業の品質とスピードはどこにも負けないと思います。